ごあいさつ


中田町歯科医院 院長 朴澤 弘康です。

当院は地域の皆様に支えられて、開業32年目を迎えました。
開業当初母親に手を引かれ通院していたお子さんが、今ではご自分のお子さんを連れて来院して頂いています。

院長はじめスタッフ一同、温かい気持ちをもって「感謝で尽くす愛ある医療を」モットーに、これからも地域医療に邁進して参ります。

私が開業した約30年前は、80歳の方の歯を抜くなんて考えられないことでした。

それは80歳が超高齢であり、しっかりと歩いて来院される方も少なく、まして麻酔をして歯を抜くなどは、とても危険なことと感じていたからです。
しかし現在はどうでしょう。
来院される80歳を過ぎた多くの方々はとてもお元気で、歯も沢山残ってらっしゃいます。

とはいってもやはり高齢であることには違いなく、ひとたび肺炎や脳卒中、心臓病などを発症した途端、毎日の口の手入れに支障をきたすこととなってしまいます。

私は80歳で20本歯を残されてた方でも、残念なことに寝たきりになってわずか1~2年で歯がボロボロになってしまった方を何人も見ています。

元気なうちからしっかりとした歯磨き技術を身に付けることはもちろんですが、口腔衛生の足りない部分は専門家に委ねることも大事なことと思います。

最近は、定期的に通院していたけれども、調子を崩して通院困難になった方々から、自宅や入所している施設への往診依頼を受けることが多くなってきました。
ご通院されてましたから、レントゲン写真や、治療経過などの資料がありますし、また調整を繰り返して慣れ親しんだ入れ歯があることは以後生活していくのに大きな力となります。
備えあれば憂いなしですね。

院長 朴澤 弘康

略歴

  • 奥州市に生まれる
  • 県立水沢高校卒業後、岩手医科大学歯学部入学
  • 歯科医師免許取得後、同大学歯科補綴学第一講座に入局し研鑽する
  • 昭和62年4月より中田町歯科医院を開業し現在に至る